2013年01月08日

いよいよ決戦!パールカントリークラブ

ホテルでのピックアップ時間は早朝5時45分。まだ暗いうちにピックアップのバスに乗り込む。ワイキキから西に車で40分弱。コースに着いてもまだ夜は明けていなかった。

昨年の9月に千葉で行われた「ソニーオープン・イン・ハワイ 本戦プロアマ出場チャレンジ・フォーラムエンジニアリングカップ」。その国内予選で勝ち上がった12人が、今日このパールカントリークラブで戦うのだ。本戦のプロアマ大会は明日。出場できるのはわずか2人という狭き門だが、ダブルボギーカットの新ペリア戦は誰にでもチャンスがある。

20130108_01.jpg

夜明け前。小雨が降るなか、練習場で最後の調整を行う。

20130108_02.jpg

この向こうにはパールハーバーがあるらしい。1967年にオープンしたパールカントリークラブは、今やハワイ最大のローカルゴルフトーナメントへとなったハワイパールオープンでその名を知られている。日本のツアープロやトップアマチュアの出場が半分を占め、過去には芹澤信雄プロや藤田寛之プロも参戦している。

20130108_03.jpg

ようやく空が明るくなり始めた7時過ぎ、第一組目がスタート。わたしは最終の3組目。女子は二人だけの参加だが、その女子とペアリングになったので、ちょっとほっとする。ラウンド経験のあるKGによれば、コースは起伏に富んでいて、フェアウェイが狭い。距離も短い。どちらかといえばドライバーショットの曲がりが少ない女子のほうに有利になるはずで、わたしが勝てる要素はふんだんにあるという。

予選を勝ち上がってきたのだから、上位は70台のスコアを出す人たちである。その人たちに勝つには、運を総動員するしかない。目標はいつものボギーゴルフだ。パーをいくつかとり、どこかでバーディーも一つぐらいとり、それで90で上がる。あとは運に頼るだけ。

90で上がる、と簡単にいっているけれど、初めてラウンドするコースで、地形も何も知らずにキャディもおらず誰に聞くこともできずにボギーで上がろうというのは、わたしにとってはかなりハイレベルなことである。90でラウンドすれば御の字だ。

夜に降った雨でコースはかなりぬかるんでいた。ボールが転がらないから飛距離も出ない。だが、昨日のホアカレイではまともに当たらなかったドライバーやフェアウェイウッドがそこそこに当たるようになり、戦えるゴルフは出来たように思う。

たしかにフェアウェイは狭く、トリッキーなホールもあったが、距離の短さに救われた。2打目を失敗しても3打目でグリーンに乗せて2パットというボギーゴルフになったからだ。

スコアは44・44の88で、パーは4つあるがバーディーがない。ダボやトリもある。まんべんなく叩いてしまったので新ペリにはハマらないだろうというのは予想できた。

20130108_04.jpg

ラウンドを終え、集計の結果を待った。やっと写真を撮る余裕が出来た。

やがて、明日のプロアマ大会に出場する2人の発表があった。わたしは6位でおよばずだったが、2位にはネットで1.2打差しかなかった。それでも6位なのだから、本当にわずかの差で競うことになったのである。

20130108_05.jpg

同組の男性が2位になり、本戦出場が決まった。このパスを持って、明日は会場入りできるのである。発表のあと、レイをかけられて座っていたその男性はしばし呆然としていた。「大丈夫ですか?」と声をかけても、ぼーっと遠くを眺めたままだ。勝者のスピーチでは、時おり涙で声をつまらせていた。聞けば、もう10年近くこの大会に参戦しているのだそうだ。10年かけて、やっと夢が叶ったそうだ。

この後はプロアマ大会の前夜祭、優雅なパーティーとドラフトの抽選会、そして明日はプロアマ大会、後夜祭という予定が、全部ふっとんだ。半分以上は出場する気でいたから、あっけなく予定がふっとんで、この先どうしていいのかわからなくなった。

KGは当初からその全ての予定に参加することになっていたので、なおさらわたしは一人でどうしていいのか途方にくれた。

すると、となりのテーブルにいた男性たちが、「今夜は反省会だ、飲んだくれてやる」と息巻いている。笑っていると、「よかったら一緒にどうですか」と声がかかった。これは渡りに船、とばかりに、喜んでご一緒させていただいた。

アラモアナショッピングセンターの中華やで、本戦を逃した4人がビールと紹興酒を浴びるように飲みながら中華を頬張る。それはそれで楽しい夜になった。

by ichiko : カテゴリー:ハワイゴルフ

made by XHTML, CSS, Movable Type.
© Go Go ichiko. All Rights Reserved.