2012年10月08日

古都里(ことり)~那覇二日目の夜

美ら海水族館の観光バスから戻ると、ちょうどよい感じの夕暮れどき。巨大なサメとの出会いを反すうしながら、昨夜と同じくぽくぽくと国際通りに向かって歩いて行く。

今夜の店も昨日とほぼ同じエリアにある。iPhoneを片手にナビを見ながら歩くも、目当ての店が見当たらない。細い路地の奥にあるはずなのだが、路地は行き止まり。別の方向からぐるっとまわってみるも、やはり途中から道がない。おかしいなあ、おかしいなあ。すぐそこにあるはずなんだけどなあ。

ぐるぐるまわってみたけれど、どうにもたどり着けないし、お腹は減ってるしで、このあたりにある他の候補のお店に行くことに。

そちらはいとも簡単に見つかった。

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古都里(ことり)というお店。
カウンターには出来たてのお総菜の大皿がたくさん並んでいて、働く人はお姉さん二人。これは気楽に飲めそうな雰囲気。

何を食べようかと、カウンターのお総菜に目をやると、「ちょっとずつ3品選ぶこともできますよ」とおかみさんが、三つに仕切られたお皿を見せてくれる。

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セロリとイカのサラダ、パパイヤの炒めもの、なすの揚げ煮。そういえば、沖縄に来てまだオリオンビールを飲んでいなかったことを思い出し、あわてて注文。三種のお総菜をつまみながら、ビールがぐいぐいとすすむ。

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いかにも観光客って感じがして注文するのをためらっていたんだけど、海ぶどうはどうしても食べておきたい。大好物なんだし。沖縄で食べる海ぶどうは、ぷちぷち加減がしっかりしていて、歯ごたえもうま味も抜群だ。

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焼き物もおいしいよ、と言うので、豚串を焼いてもらう。沖縄の豚は本当にうまいねえ。

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カウンターのとなりのおじさんが飲んでいた泡盛。
「それ、おいしいですか。つぎは泡盛を飲もうかと思うので」と話しかけたら、待ってましたとばかりに、「おお、泡盛も飲めるんか、よし、飲むか、飲め」と一杯おごってくださった。

それを機に堰を切ったように話を始めるおじさん。カウンターの中のおかみさんやお姉さんも巻き込んで、話が弾む。

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人様のお酒ばかりをいただくわけにはいかないので、泡盛2合を注文。沖縄では、どのお店も泡盛は1合単位で売られ、水と氷がついてくる。ついでに焼き物も追加。

二人いたおじさんの一人が帰り、もう一人も「大事なボクシングの試合があるのじゃ」と言い、後ろ髪をひかれつつも帰っていった。

入れ替わりのように入ってきた常連のおじさんがその後を引き継ぎ、また話をする。盛り上がる。泡盛もすすむ。笑う。気が付けば、トイレに立とうにもよろりと足下があやうい。

これはまずい。明日は大事な、この旅のメインのラウンドがある。あまりの楽しさですっかり酔っ払ってしまったが、明日は朝も早い。帰らなくては帰らなくては。

南国の風に吹かれながら、よろよろと国際通りを冷やかし、ホテルまで歩く。どこをどう歩いたか定かではないほどに酔いが回っていたが、幸いなことにホテルへは通りをただひたすらまっすぐに行けばよかった。

いい一日だった。美ら海水族館といい、あの店といい、料理といい、おじさんたちといい、実に楽しい一日だった。沖縄に来たら、またあのお店に行こう。あの常連のおじさんたちは、変わらずにいるんだろうな。

by ichiko : カテゴリー:美味しい物・酒

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