2009年10月07日

んどんLOVEっ

ずっとうどんが嫌いだった。
それはたぶん、小学校の給食で出た「ソフト麺」のせいではないかと思っている。

アルマイトの容器にすまし汁、ときにはカレーらしき液体汁、
袋入りのソフト麺の口を開け、汁のなかに麺をどばっと入れる。
かたまっている麺を汁のなかでほぐしながら食べる。
冷たい麺を入れるから、汁も一気に冷えた。

こんなまずいものがあるだろうか、と顔をしかめながら食べた。
給食を残す、というのは許されないことだったから、
とにかく口に入れかんで飲み下した。

あのころのソフト麺のまずさは舌も脳も鮮明に覚えているらしく、
おとなになってもうどんを好きになれなかった。
それなりにおいしいうどんを出すという店に連れていかれ、
熱々の、もちもちの、ちゅるちゅるのうどんを食べても
わたしはあの日の、冷たくてぼそぼそとしたソフト麺を思い出さずには
いられなかった。

なのに、である。
つい最近、そこいらへんのチェーン店の釜揚げうどん、という店にふらっと入り、
ふらっと釜たまうどんというものを食べてから、
わたしはうどんが好きになったらしい。

いや、なにかの勘違いかも、と三日後にもういちどその店に足を運び、
こんどは「かけ」を食べてみた。
うまい。

たまたま腹が減っていただけかも、と二日後にまたその店に足を運び、
こんどは「ぶっかけ」を食べた。
うまい。

まさかそんなことはあるまい、ときょうもまたその店に足を運び、
いちばん最初に注文した「釜たま」を食べてみた。
うまい。
まちがいなく、うまい。

わたしの人生にうどんがやって来た。
ようこそ、ようこそようこそ、さぬきうどんさん。

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ぶっかけに温泉たまご、夫からおすそわけのウィンナ揚げ、いそべ揚げ。

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釜たまに、かしわとかぼちゃ天。

by ichiko : カテゴリー:美味しい物・酒

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