2009年05月18日
伊香保、イラン
男なのにオバさんぽくて、みょうに話の合う、
ちょうどひとまわり年上のカトゥーおぢさまと、
ゴルフのときにおやじギャグを連発しては
わたしをどん引きさせる、たぶん、7歳ぐらい上の
ますみおねえさま。
この、おばさんみたいなおぢさんと
おぢさんみたいなおばさんは
周囲からは「不倫カップル」だと思われている。
ジム通いが趣味の、おばさんみたいなおぢさんは
ピンクのパンツを颯爽とはきこなし、
ちらと見ただけでは30代か、と思うような外観で、
歯科医のますみおねえさまは、おやじギャグさえ言わなければ、
細身のきりりとした美人であり、
そんな二人がいつも一緒に行動し、
仲よさそうにくっついていると、
どうしても人目をひいてしまい、
もしや許されない関係では、イケナい間柄なのでは
と周囲は期待を込めた、勝手な噂を広めるものなのである。
さいきんわたしは、
このエセ不倫カップルと仲がいい。
3人でゴルフやらお酒やらカラオケやらに行き、
遊んでいる。
ウマが合う、というのか、
いっしょにいると、とても楽しく、かつ、気が安らぐ。
つまりはわたしも、おばさん、なのだろう。
週末は3人で伊香保まで出かけた。
伊香保ゴルフ倶楽部 清滝城コース。
クラブハウスはまるでお城みたいな造りだった。
しかし、写真を撮る余裕はなかった。
朝6時に家を出たので、眠くて、
眠くて、
とにかく眠くてぼーっとしていた。
いまにも雨が落ちてきそうな、あやしい雲。
お昼はカツサンド。
「あれ、ビール飲まないの?」とおばさんみたいなおぢさんに聞かれ、
冷えるからやめとくの、と答える。
半ズボンは寒かった。
ピンクのずぼん持ってきてるから、貸してやろうか、
とおばさんおぢさんが言う。
一瞬考えたがていちょうにお断りした。
その腹回りを見て、おばさんおぢさんのずぼんは
わたしには履けるはずもなかった。
ふとももあたりで、すでにムリ、という気がする。
ゴルフ場と同じ経営の、清滝城ロッジというところにお泊まりする。
夜ご飯はロッジの食堂で。
40人ぐらいのおやじたち(泊まり客)に囲まれる。
翌朝は天気予報どおり、雨。
やみそうになかったので、プレーはキャンセルして
帰途に着く。
途中、高速のPAで朝ご飯を食べつつ、
ああでもないこうでもない、とおしゃべりをしていたら
あっという間に3時間が過ぎ、
雨はやんでいた。
地元に戻ると、晴れている。
どうしよう?ゴルフ?する?しちゃう?しちゃうよね?
と、午後からプレイできるゴルフ場に
駆け込んだ。
ゴルフができるってうれしーい!と叫びながら
プレーした午後。
夕飯を食べながら、またまたおしゃべりに花を咲かせる。
帰ろうか、と言い出せないのは、
しんとした、静かな家に戻るのがいやだから。
ツマが伊香保に行ってるころ、
夫はイランに旅立った。
by ichiko : カテゴリー:さまよえるゴルフ
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