2008年05月12日
旋回するモノ
朝からつづいていた頭痛がどんどんひどくなり、
バファリンごときではちっともよくならず、
いよいよ頭のなかで鐘が鳴り出したので
昼過ぎからはぐてりと居間で横になる。
かたかたかたと窓ガラスが震える。
空の向こうから唸るものが近づいてくる。
なんだ、ヘリか。
ときおり、うちの真上を連隊を組んだヘリが飛んでいくことがある。
窓が震え、屋根も震え、家ごとぶるぶると震える。
そのうち通り過ぎるだろう、
と思っていたが、いつまでたっても窓は震えている。
空がばりばりと音を立てている。
ここは戦場なのか。
わたしの頭のなかもごんごんと鳴っている。
毛布をはねのけ、外を見る。
目の前の山で旋回するモノあり。
救難活動とも思えない。
資材でも運んでいるのか。
ややや、墜落か、と目をみはるほど木に近づき、
低空になり、あおられたように傾いては
ぐるぐるとまわっている。
ぐるぐるはずいぶんと長いことつづいていた。
ひもを垂らしたままで去って行った。
人騒がせなヤツめ。
by ichiko : カテゴリー:山の暮らしぶり
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