2008年01月19日

ぷらすまいなす

最高気温はプラス6度にしかならないんだって、
と言ったら相手の人は一瞬戸惑ったような顔をしてから、
なんでわざわざ「プラス」って付けるの、と聞いてきた。
なんでって言われても、プラス6度のどこがどうおかしいのかわからず、こんどはわたしが戸惑った。
蝦夷地から上京して間もないころの話である。

関東では「6度」と言えば当然のことながら「プラス6度」を意味し、わざわざ「プラス」なんて付けないんだと気がつくまでに時間がかかった。

先日、北海道の旭川市では、氷点下33度を記録した。
ン十年前のいまごろ、そんな厳寒の街で母は臨月のせまる腹を抱えて暮らしていたなんて。
空気も凍てつくような北国で生まれたはずなのに、
わたしは「プラス」8度の埼玉でぶるぶると震えている。

父と母が暮らす札幌の、本日の最高気温はマイナス2度の予報だ。
最高気温が氷点下。
外に出したコップの中の水が一日中とけることのない温度。
もう二度と暮らせないだろな。

by ichiko : カテゴリー:山の暮らしぶり

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