2007年09月15日

広尾ダブルでオンナを

ときおり自分が女であったことを思い出す。
ときおり思い出すということは、
つまりふだんは忘れているのである。

もちろん男だとは思っていない。
しかし女であるような気もしない。

飲みに行く相手は男が多い。
遊びに行く相手も同じように男のほうが多い。
男たちはさっぱりとしてるからいい。
ひとの悪口などめったに言わぬ。
愚痴も言わぬ。
他人の裏の裏を読んであれこれ詮索することもない。
気楽である。

夜中の三時まで二人きりで飲んでいても
艶っぽい展開になったことは一度もない。
男三人と二泊三日の旅行に出かけても
男が四人いるのとなんら変わりがない。
だれもわたしを女だとは思っていないので
なにごとも起きない。
起きないからこそ、ずっと関係は続いていく。

しかし、それでいいのか、いいちこよ、
とふと自分に問うてみたくなる時がある。

艶っぽい展開を望んでいるのではない。
なにごとかを起こしたいわけでもない。
ただ、
女であることを忘れちゃっていいのか、いいちこよ、
車座になってあぐらをかいて男たちと酒盛りをするってどうなのよ、
と一瞬立ち止まるのである。

イカンよ。
イカンよ、それは。

わたしが女を取り戻す場所は、
とりあえずいまのところは二カ所しかない。
広尾の友だちに電話をかけ、美容院の予約をし、
もうひとりの友だちにもメールを出して
お店に出ている時間を確認し、
女奪還に燃えるいいちこは特急レッドアローに飛び乗ったのだった。

わたしひとりだけの美容院にて
ゆるりゆるりと流れていく時間のなかで
髪のお手入れなんぞをしてもらうと
なんだか女に近づいて来たような気がしてくる。

きれいにしてもらったあとは
ぽくぽくと坂をくだり、
え、こんなに近かったの?と驚きながら
友だちのお店の扉を開ける。
お洒落なお洋服にかこまれると
いつものようにわたしは湯上がりのような
じつにほんわかとした
そして爽快な気分に満たされるのでした。

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花柄のふわふわのこんなスカートやら、

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すそが段々でひらひらレースのついたこんなワンピやらを
買いました。


むろん、髪型や洋服を取り繕ったところで
女になれるわけでもない。
色っぽさ、や、女らしさ、というのは
内側から滲み出てくるものなのであるから。
それはどうしようもないことなのであるから。

けれど、
髪をきれいにしてみるべか、
かわいらしいお洋服を着てみるべか、
と思うことこそが、
内側からのにじみにつながっていくように
思っていたりするんである。


●ひとりだけの至福の時間を過ごす美容院は
「スタジオ オランジュ」
http://www.orange-japon.com/index2.html

男性のお客様もたくさんいるそうですので、殿方もお気軽に。


●友だちがイタリアから厳選したお洋服が並ぶお店は
「ADESSO(アデッソ)」
http://adessotokyo.com/

素敵なお店ですので、お近くに行かれた際にはぜひのぞいてみてくだしゃい。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

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