2006年12月13日

女だったんです

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わたしにだってピンクのふりふりスカートをはきたい気分のときもあるのだ!
(びっくりマークをつけるほどのことでもないけれど)

ちょっと都内に出る用事があったので、
ついでに広尾にあるお友だちのお店にも立ち寄った。
ついでというわりには、結果としてはこちらがメインになったような気もする。

イタリアやフランスから直輸入したお洋服を売るお店の顧客の多くは、
近くの私立小学校に子どもたちを送り迎えするまだ~むであるらしい。

お洋服の好みから考えても、
お店の雰囲気から考えても、
その値段から考えても、
友だちがそのお店のひとでなかったなら
わたしが生涯にわたって足を踏み入れることのない
領域である。

来月の末に南の島に行く予定があると話しておいたので、
ストックから出してもらっておいた夏物のワンピを試着する。
あれこれお洋服を見つつ、二時間ほどおしゃべりをしてから
店を後にする。

このお店に行くと、
いつも湯上がりのような気分になる。
やわらかな色合いのカシミアのセーターや
繊細なレースをあしらったブラウス、
ふわふわと揺れるシフォンのスカート、
ガラスの棚で光るきらびやかなブローチ。
うつくしいものを眺めているだけで
ひとはずいぶんと穏やかな気持ちになれるものなのだ。
汚れが落ちて、どことなくきれいになった気がする。
ほんわかとこころのなかまでもが温かくなる。

たぶん、それは、
わたしは自分が女であったことを思い出すからでも
あると思う。

ピンクのワンピースを買った。
スカートがシルクの段々ひらひらになっていて
とてもかわいらしい。
南の島で太陽を浴びながら、
これを着て照れくさそうに笑っている自分を
そっと思い浮かべてみる。
うっしっし。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

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