2006年10月15日

60年代の昼過ぎ

真夏のバーベキュー、水遊び、秋の栗ひろいの季節も終わり、ようやく山にも静けさがもどった。

マロンリジや栗園で働くゴルフおぢさんたちに免じて、騒音はおおめにみている。「いっき!いっき!」と叫ぶ若者も奇声をあげるばか者も、幼稚園児100人ご一行様も、じゃりを蹴散らして暴走する車も、ゆるしてやる。客商売なんだから、しかたないよな、と思う。

真夏の炎天下で草刈りをしたり、せっせと肉を運んだり、汚れた鉄板なんかを洗っているおぢぢたちは、とても生き生きしておるので、退職後の第二の人生を送っているおぢぢたちに、あまりきついことはいいたくないよな、とも思う。

しかし、きょうはガマンならぬ。
覚醒剤まではぎりぎりで許すとしよう、あ、ちがった、「拡声器」まではぎりぎりで許すとしよう、だが、生バンドの演奏はやばいだろう、いくらなんでも、それはまずいだろう。民家のちらばる地域で、ドラムやらエレキの音を響かせるのはまずいんでないかい。

どこぞの親睦会とやらで、プロのバンドを呼んでいるそうである。マロンおぢぢたちと交渉の末、昼過ぎから30分だけ演奏をみとめる、ということになった。

んで、始まった。小説なんか、書けるはずもない、この音量。

「亜麻色の~」が一曲目だった。つぎは、「若き旅人よ~」とうたう。これって、グループサウンズってやつ? ふるくね?「僕のお嫁においで~」「きみをみつけたこの渚に~」までは聞き取れたが、それ以降はメロディーも歌詞もよくわからん。うたっているひとは、加山雄三の声に似ている。

たぶん、こういうときには家で腹を立てているよりも、河原まで行っていっしょに歌ってしまう、楽しんでしまうというのが正しいあり方なのかも。こんどからは参加してみるか。でも、60年代の歌なんて知らないよ(笑)。

by ichiko : カテゴリー:山の暮らしぶり

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