2006年08月30日
ぜんまい
そんなわけで逃げていた。
というのはウソで、横綱になってもどってきた夫にさらに惚れなおしつつ、背中の痛みに苦しんでいたのだった。
土曜日の朝からきゅうに背中が痛くなった。正しくいうと、首の付け根にあるごろんとした頸椎の、よっつめのごろんからななつめまでのごろんが激しく痛い。骨たちにむかってまわりの筋肉や神経がぎゅうぎゅうとねじ上げられているような、集まっていくような、骨も熱をもってぎしぎしと軋むような、なんともいえない痛みがつづく。
痛みは首からまっすぐ脳ミソまで伝わり、なんだかいつも頭がぼーっとしてめまいまでする。胃も気持ちが悪くて食欲がない。
背中が痛くなってから、毎日きまって気を失う。だいたい昼過ぎの3時ごろ、全身の力がすーっと抜けて、目をあけていることさえままならず、よろよろとベッドに入ってぱたりと眠る。家事やら仕事やら、やらなくてはならないことは山のようにあるのに、ぷつんと切れるみたいにただぱたりと寝る。
そして、2時間ほどするとむくりと起きあがり、また仕事やらご飯つくりやら、のろのろと再開するのだった。
背中にぜんまいでも仕掛けられたような感じもする。昼の3時にはきまって切れる。寝ているあいだにぜんまいを巻いてくれているのはだれなのだろう。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
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