2006年05月14日
おすすめしたい本など
お友だちがこの春に出版した本をちょいとご紹介。いずれも超おすすめの本でごじゃるよ。

ストロベリーショート 素樹文生著
メディアファクトリー
ありそうでなさそうな、じつのところあるんですよ、やっぱりないか、いやありえるかもよ。ロボットのうららちゃん、孫のゴルフを指導するためにあの世からよみがえった幽霊じじい、主婦を誘拐する謎のエージェント...。4コマ漫画を読んでいるようなショートショートストーリーは、4コマ漫画がそうであるように、あっちの回に出ていた登場人物が全く別の舞台にひょっこり姿を見せたりする。あたりまえのことだけれど、人生は人の数だけ同時進行していて、どこかであるときある人と絡みあって生きていくのねん。
とくにひかれたのは「つた子」。泣いてばかりおらんで、はよ本当の自分に気がつけ!と気をもみながら、つた子がいざそれを知ってしまうと、彼女の行く末が心配でならないのだった。もう、主婦では生きていけないだろうな。
同じ時期に、『イケナイ宝箱~ようこそ鬱の世界へ』という本も出されており、どうやらモトギさんはこちらの一冊を強くおしているようなのだけれどもわたしはいまだに読んでいない。もっと暖かくなって、夏の陽気のいいときなどに、チャレンジしてみませう。(でないと、ちょっとこわい、鬱うつウツ。)

LOHASで行こう! 箕輪弥生著
ヴィレッジブックス+
(ごめんなさい、持ち歩いていたので帯がぐちゃぐちゃ)
「LOHASとは、『Lifestyles of Health and Sustainability』の頭文字。自然と人間が共存しながら、健康的でいられることを最優先し、地球環境を維持していくための暮らしを実践しよう、という人たちのライフスタイルのことです」(本文より抜粋)。
じつはわたくし、LOHASも含め、エコとかそのような類のものを敬遠しておりました。「ブランドバックなんて無駄、合成保存料は敵、界面活性剤は世の中の悪よ!」とわめき、人の生き方を全面否定するエコおばさんの石けんシャンプーで洗ったばさばさの髪、化粧っけのない顔、木綿の服、パッチワークの手提げカバンにうんざりしていたからでございます。
なので、おそるおそる読み始めたわけでありますが、エコ嫌いなわたしが「このあたりから始めてみようかな」とか「おー、これもLOHASになるんだね、ちょっとやってみよう」と素直に、そして真剣に環境への影響を気づかうようになったんですな。
風で織るタオル、無添加の石けん、省エネ効果のある家電選び、屋上緑化、ヨガなど、LOHASにつながる実例が紹介されており、それぞれの専門家による話やLOHASから得られた具体的な数値、資料が記されているのでとても説得力があります。下調べや取材に、とても多くの時間を費やしたのだろうなというのが伝わってきますし、yayoiさんのやさしい語り口が、LOHASの押しつけになっていない一番の要因だと思われます。
ちなみに、日本の家庭で一年間に排出される二酸化炭素の量は、1世帯当たり平均5600kg。これは杉の木400本が一年間に吸収できる二酸化炭素の量に相当するそうです。花粉症の方々には気の毒だけれど、杉の木はがんばってくれておるのね。

あしたはプレゼン グエル・川口忠信著
ローカス
この本が1月に出版されていたなら、例の500ページの涙のプレゼンは、あれほど苦労せずにもっと手早く、うまくできたにちがいないと思ったりしました。
プレゼン初心者の人にはもちろんぜひともおすすめしたい一冊ですが、いままでのプレゼン方法に自信を持てなかった人やもっと突き抜けてみたい人などにも、これまでのやり方を見直してみるにはとても意味のある本です。
説明資料の作り方も丁寧に書かれていますし(チャートグラフや円グラフ、どんな図形が適切か、などの御指南まであるぞよ)、相手のこころつかむ話術、構成のしかた、はては服装まで、プレゼンを控えた人にとっては最強の味方!という内容です。読み進んでいくうちに、なんだかもうこのプレゼンは勝ったね、もらったね、という気になってしまう不思議な本です。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
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