2006年04月20日

スパムを添削

ちょっと家をあけて戻ってくるとだいたい70通ほどのメールが来ており、68通はスパムメールで即刻ゴミ箱行きになる。いちおうタイトルだけは確認してから捨てるのだけれど、「すばらしい性行をしてみませんか」という直接的なタイトルはメールとしてはわかりやすくてよいなと感心しながら、肝心の「性交」の文字がまちがっているのは惜しいね、と笑う。

さて、きょうの気になるスパムは、女性からのセフレの申し込み(近ごろはこればっかりだ)の出だしの文章である。

「夫婦とはいえ私はまだ主人の事を愛しています」。

「こと」が事と漢字を使っているのも気になるのだけれど、それはとりあえずおいておくとして。
この文章にわたしはけつまずいた。石ころにつまずいて、こけっと前のめりになる。

この場合、「夫婦とはいえ」に続くのが「私はもう主人のことを愛しておりません」であるならば、すんなりと先に進めるように思う。夫婦でありながらも主人を愛する気持ちはもう消えてしまったの、であれば納得がいく。

しかし、スパムの書き手は、夫婦とはいえ主人を愛している、という。全体の構成を決定づける大切な出だしの一文で、そういいきる。夫婦=愛は存在しないという概念なのかもしれぬなぁ、とこの書き手のこころのなかを想像してみたりする。

雨の降るお昼になぜこのようなくだらない検証をしているかといえば、あした〆切の自分の原稿にけっつまずいて、ひっころんで、あいたたた、とうずくまっているからなのであーる。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

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