2006年02月09日
真冬の野望
冬になると、スキーの検定をとりたいという野望がふつふつとわいてくる。北国育ちなので、ものごころがついたときにはすでにスキーをはいていた。いつから始めたのかもわからない。けれど、あくまでも自己流、学校のスキー学習などで教えてもらった程度では身にならず、その姿はまるでスキーをはいたサルが雪まみれになって空をかっとんでいる、という野蛮な滑りでしかないのだ。
10年前にジムでヒザを損傷し、それ以来、スキーには行っていない。このヒザではもうムリかなとあきらめていた。けれども、なんだか近ごろ、むしょうにスキーがしたくてたまらない。
札幌の実家に1ヶ月ほど滞在し、スキーの学校に通う。サル滑りを基礎からたたきなおすのだ。朝起きて、母の作ったご飯を食べ、スキー板をかついで山に出かける。いらないよと断っても「お昼に食べなさい」と母は大きなおにぎりを持たせてくれるだろう。学校のあとも日暮れまで滑り、よろよろと家に帰って、父と晩酌をしながら夕飯を食べる。そしてまた翌日はスキー板をかついで山を目指す。
ああ、うっとり、そんな生活はいいなぁ。いいなぁ。
夢のような日々にこころを遊ばせては、しばしのあいだ、現実を忘れる。現実はバグとのたたかいである。新出のFirefoxやSafari、Operaはあまり問題はない。ひねくれモノのWindows IEにも泣かされるが、Mac IEのバカさ加減にはあきれるばかりだ。古いからしかたないのだけれど、こんなに古いものをいまだに使ってる人がいる、というのにも驚く。
などなどかんしゃくをおこしながら、いつかスキーの検定をとるぞとふたたび夢にもどっていくのが、ささやかな、そしていまのところゆいいつの楽しみか。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
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