2006年01月07日

居場所

松井組の頭、matsuさんがカナダから出所、いえ、帰国し、昨晩は同志による新年決起集会が開かれた。江戸は中野にある、こぢんまりとした店の忍者屋敷のような不思議な扉をくぐり、みしみしと軋む細い階段を上がった二階の座敷に、組のものども19名が集う。

組の頭をのぞけば、あとはみな初対面の方々、頭のお歳から考えるに、ほとんどが年上と思われ、緊張感ますます高まり、そそうのないよう、お行儀よく、といいきかせる。まちがっても畳の上でスライディングなどを披露してはならぬのである。ならぬぞよ、と座卓のはしっこにてちんまりと座る。

デザイナー、コピーライター、イラストレーター、カメラマン、広告関係、IT企業の勝ち組などなど、ホンモノの方々が集まる場であった。どう考えてもわたしは場違いであるような気がしてならぬ。もそもそと腰が落ち着かず、正座のあしをといたり、また座り直したり、また崩したり。

とはいえ、いつだって、場違い、なのではないか、ということに思い当たる。いずれの会に座を連ねても、似たような感覚にとらわれる瞬間がある。なじみの店であれ、友人たちとの宴会であれ。わたしが着地する場所は、どこなのだろう。ほんとうはそんな場所なんて、ないのかもしれないのだけれども。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

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