2005年12月15日
宇宙で、満ちる
月が地球を回る周期はおよそ27日、月の満ち欠けは29.5日で起こる。月は地球のまわりを回っているように思えるけれど、月にしてみれば、らせんを描きながら太陽を回るそのなかに、なんだか知らないけれど地球がいるぞ、というふうにもとれる。
新月のときに排卵し、満月で生理を迎える。それが自然の摂理にかなっているのだというのをどこかで読んだことがある。
太陽、月、地球、という順で一直線に並んだとき、地球からは月の姿を見ることができない。朔(さく)の月、つまり新月。月の引力に太陽の引力が加わり、海の水が膨らんで大潮になる。潮が満ちるとき、腹のなかで卵がひとつ、ころりと落ちる。
山際からのぼる月はふくふくと肥り、十五日目には満ち足りた月、望月。太陽、地球、そして月がまっすぐに並ぶ。ふたたび大潮を迎えたとき、体の奥底から赤い血が滴り落ちる。
地球と月と、太陽と。
宇宙のなかでわたしの体も満ちてゆく。
今宵は輝く月、満月の夜。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
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