2005年12月08日

事件勃発、しかし夫は

帰ってくるべき日に帰ってこないので、こちらはちょっとした騒ぎになりつつある。原稿はいつあがるんでしょうか、いまどちらにいらっしゃるんでしょうか、いったいいつお戻りになるんでしょうか。わけもわからずに、電話口にてすみませんすみませんと謝りながら、四川料理を前に腹をさすっている夫の姿がふと浮かび、むしょうに腹立たしくなる。

今朝は4時起きだったし、そろそろ寝てしまおうかなと思ったころ、ひとつの連絡が入った。お気楽社長の犠牲者がまたひとり。わかりません、もうしわけありませんと軽く聞き流したのだけれど(というか、わたしにできるのはそれしかない)、たびたび送られてくるメールを読んでいるうちに、これはタダごとではないなという気がしてきた。夫の指示を待ちたいところだが、最後に連絡のあった香港の滞在先はすでにチェックアウトしたあとで、現在の消息は不明。たぶん、マカオ。夫よ、事態は緊迫している。ツマの出番だ。

まずは撮影をお願いしたスタッフに電話をかけ、撮影テープの内容をたしかめる。う~んとひとしきり悩んでから、最も信頼をおいているディレクターさんに電話をかけてみる。これからやろうとしていることが本当にいいのか、それしか方法がないのか、わたしには判断のつきかねるところだった。でも、いま、判断しなければならない。

あちこちに迷惑をかけながら、助けてもらいながら、とりあえず事態を収拾した。夫は怒るかもしれないな、どうして勝手にそんなことをしちゃったんだよ。まぁ、それもしかたないな。

と、そのとき、なんと、電話が鳴ったのである。「ヒョウジケンガイ」。これはまさに異国の地にいる夫からであろう。「はっろー、マカオからこんにちは、ボクだよー、今夜はマカオのカジノに繰り出す予定だったんだけどさー」。...。どのツラさげて、そうゆうノーテンキなこといってんじゃい、このあほんだらっ。無責任シャチョーのせいで日本はいま、大変なことになっとるんじゃよーっ。「え?あ、あの撮影ね、そうしてちょうだい、それでいいの、あー、よかったー」。

こんなとき、いまのネット世界では、orz、などと書くんですってね。ああ、まさに、orz、そのまま突っ伏していとうござりまする。

by ichiko : カテゴリー:夫、身内について

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