2005年10月02日
引っ越しリレー
きょうは、年に一度の「地区対抗大運動会」の日だ。近隣住民とのつながりを重んじるこの地域においては、5つの地区が集う大規模な運動会は、お祭りや掃除当番と同様に参加必須の行事である。
栄えあるこの大イベントに、わたしは「引っ越しリレー」の選手として登録されている。男女3人ずつ、あわせて6人でひとチーム。それぞれに秩父きゅうり、などと書かれた段ボール箱を手に走る。箱はつぎつぎに重ねられていくので、最後の走者は合計6個の箱を積み上げて走る。
わたしは3番手、手にした箱は「なし」である。よーいどん。近所の仲良しの奥さんが、真っ赤な顔で向かってくる。ビリかと思っていたら意外にも2位。さあ、来いっ、来いっ。どさりと箱をのせられ、落とさないように振り向いてから走る。箱はみっつだけれど、すでに前が見えない。ちらちらと箱の横から前をのぞきみて、走る走る。全力疾走しているつもりなのに、なんだかえらく遅い。はやくはやく。もう、こんな箱を放り出して全力で走ってみたい衝動に駆られながら、走る。
最後の走者は夫。わがチームは、トップで箱が引き継がれた。「いけーっ、そのままつっこめーっ」と叫んだ瞬間、箱の山がばらばらとくずれた。あ。夫、目に涙。
第一走者から第六走者まで、形も大きさもちがう箱を持たされる。最後は、見上げるほどの高々とした箱の山、ゆらゆらと不安定にゆれる山を抱えて走ることになり、急がなくてはならないのに妙にそろそろと走り、勢い余って急ぎすぎると箱をぶちまける結果になる、というのがこのリレーのみどころであるらしい。
惜しくも一等賞は逃したけれど、なんてことはない、また来年があるさ。

なぜか突然ひっぱりだされ、玉入れの棒持ちをさせられる夫。でも、すごく楽しそう。玉入れが始まると、落ちてきた玉でボコボコにされていた。
by ichiko : カテゴリー:山の暮らしぶり
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