2005年08月25日
清めの鐘
あちしの夏は、グランドフィナーレを迎えることなく、ぽそっと終わりました。
初日はどよ~んとした曇天ではあったけれど、雨に降られることもなくまずまずのお天気のなかでプレー。新武蔵丘の、バケツをひっくり返したようなどしゃ降りのコンペ、千葉御宿の雪、そして軽井沢。いずれの場所でも顔を見たオバハンはふたり。どちらかが、嵐を連れてくる。それともわたしの思いこみか。
二日目、朝から霧雨が降っていた。これだけで終わるはずがなかろうという読みは正しかった。やがて、あやしげな霧がたちこめてくる。カートは、霧でかすむ急な坂をどんどんどんどん登っていく。いったい、どれだけ上に行けば気が済むのだ、と不安になるくらいまで登る。あたりは真っ白。濃霧というよりもぶ厚い雲のなかにいるようだ。ひとり雲のなかに立ち、アドレスをとり、打つ。50ヤード先も見えない。
霧のかなたから、かすかに鐘の音が響いてくる。ティーグランドから200ヤード地点のあたりに鐘がさがっており、通り過ぎるときにはそれをたたいて、「もう打っていいよ」と後ろの組に知らせるのだ。あちこちのホールで鳴るので、前後のつながりで回数をあらかじめて打ち合わせておく。うちは4回。不吉な数字である。清めたまへ、祓いたまへ、地獄にもどるのじゃ、嵐を呼ぶオバハンよ。かーん、かーん、かーん、かーん。
初日よりも、霧のなかのほうがスコアがよかった。二日目はコンペだったのでレディスティーというのもあり、新ペリア方式の運も手伝って、準優勝をゲットした。清めの音がきいたのか。
三井の森軽井沢カントリー倶楽部
レギュラーティー 6,074ヤード、パー72
軽井沢900倶楽部
レディースティ- 5,466ヤード、パー72
三打目、あるいはグリーンの地点には鐘がないので、「打っていいですかー」と見えない前の組に向かってお伺いをたて、「まだ打たないでねー」と後ろの組にも叫ぶ。足腰よりも喉が異様に疲れた一日なのだった。
by ichiko : カテゴリー:さまよえるゴルフ
