2005年07月26日
やばいんじゃないの、雨
昨晩から雨が降り続いている。風がないので、雨は素麺のようにまっすぐに空から地面に落ちる。雨は嫌いじゃない。出かける用事がなくて、家から眺めていられるのなら、雨は好きだ。栗林の葉を鳴らす、ざーざーという音もいいし、地面に落ちるしぶきも楽しい。ときおり、なにを間違えたのか、猛スピードのひよどりが素麺の合間を縫っていく。
セミも、きりぎりすもお休み。新聞を取りにいったら、きれいな緑色のバッタが玄関のドアにしがみついて休んでいた。
しかし、そろそろ、雨脚が弱くならないとやばいことになってしまう。うちは、国道から脇道を折れ、小さな川を渡った先にある。例のおたまをさらった川だ。ふだんは歩いて向こう岸にいける平和な小川なのだが、大雨が降ると暴走する濁流に様変わりする。川って、上流からここまで来るあいだにあちらこちらからどんどん水を集めて大きくなり、力を増していくものなのね、というのをここに越してきて学んだのだった。ごーごーと音を立てて、激しくうねりながら突き進んでいく茶色の水は、意思を持った生き物みたいで怖い。
近所の人も、傘を差して、定期的に川の様子を見に行くのだった。わたちも、ちょっと偵察に行かなければ。
by ichiko : カテゴリー:山の暮らしぶり
