2005年06月14日

峠の茶屋で

峠を越え、茶屋にてひと休みしつつ、帰りはゴルフなどの寄り道をしながらゆっくり降りて行こうぞよと眼下の里を見渡していたところ、汗をふきふき越後屋の使いが飛び込んで来て、「てーへんなことになりました」とだんなから託された書状を差し出す。

「井上殿、いま一度峠の道を戻られよ。わしは岐路Aを指示したが、気が変わった。岐路Bの峠の道をゆかれたし。あす、お天道様が真上に来る前に、B峠を越えよ」

 書状といっしょにわずかばかりのまんじゅうを持たされ、よろよろともと来た道を戻るのであった。里、遠し。

by ichiko : カテゴリー:仕事あれやこれや

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