2005年04月12日

じづら

ちょっと出かける用事があったので、山すその裏道をがんがん飛ばす。裏道ってのはいそぐ人が使うものであり、自信なさそげに軽のおばさんがとろとろ走ってはいけないのである。みんないそいでいるんだ、細いくねくね道が怖いのなら、図太い表街道をゆけ。

ひさしぶりに裏道を通るとあちらこちらに桜が咲いていた。神社の参道だの、民家の軒先だの、どっかののっぱらだの。ぼんやりと雨に霞んだピンクのかたまりは、なんだか妙にあやしげで、ちょっと怖い感じがある。

家に帰ると桜木という名前の友だちから飲み会のお誘いメールが来ていた。桜の散りゆくころに桜木さんからお便り。しかし、なにかがちがう。ふだんは簡略化した字を使っているけれど、友だちの名前は正しくは「櫻木」であり、いくら簡略化した字を使おうとも出会ったときからわたしの脳ミソには櫻木とインプットされ、春に咲くさくらは「桜」であり「櫻」ではないので(わたしにとっては)、彼女とサクラは結びつかないのであった。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

made by XHTML, CSS, Movable Type.
© Go Go ichiko. All Rights Reserved.