2005年04月10日
桜をバックに踊るキミ
ゴルフで仲良くなった近所のおぢさまに、「祭りのときぐらいは神社に来てお参りし、御神酒のひとつでも飲んで帰るように」と叱られた。わたしの土地を守ってくれている東神社(あずまじんじゃ)は、物置小屋のような小さな建物で、たぶんわたしが生まれるずっと前に建てられたのだと思う。ふだんはもぬけの殻なのだけれど、春と秋のお祭りのときにだけ神様をお連れするらしい。うぶすなの神社でありながら、もう10年も住んでいるというのにわたしは一度しか祭りに行ったことがない。屋台も一軒しか出ないし、出し物の見物に来る人たちもまばらな、実に地味なお祭りなのだ。
夫はここ数年、祭りの出し物に参加している。年輩のおぢさまに頼まれてどうにも断りきれず、近所の同世代の友人を誘い、あるときは東組スマップになり、あるときは東組ドリフターズとして歌ったり踊ったりしているらしい。
今年はかのマツケンサンバを披露することになり、一週間前から猛特訓に励んでいた。仕事のあいまを縫ってみんなで集まり、夜遅くまで練習する。じたばたとゴキブリを追いかけ回しているようにしか見えないサンバステップを肴に、わたしはビールを飲みながら腹を抱えて笑っていた。
さあ、そして本番。今年はちゃんと神社にもお参りして、近所のおぢさまたちにひととおり挨拶をし、御神酒も飲んだ。神様、頼むよ、力を貸してくれたまへ。お祭りに出向くときには「花をかける」といって、奉納金を持参するそうだ。一緒にいた友だちに教えられ、どうしたものかと困っていると、奉納金が張り出されたついたてに夫の名前を見つけた。あれは金額の高い順番から張り出していくそうで、祭りの総代長のつぎに夫の名前がある。ひー、そんなにいっぱい出したのかとびっくりしたけれど、あそこに張り出す金額は実際の倍額のようである。それにしても。

祭りはすべて自分たちの手で作る。この舞台も、当番にあたった人たちがとんてんかんてんと組み立てる。
いつものように(?)拡大して見ましょう。

特技は笑顔。
盛り上げるために妻はクラッカーを鳴らし、オーレッと声をかけたり。ちょっと緊張していたみたいで、練習のときのようにうまくはできなかった。さぞかし本人たちは悔しいだろうなと思ったので、最後に「アンコール!もういっかい~っ」と叫んでやった。(あきらかにサクラばればれ)。
by ichiko : カテゴリー:夫、身内について
