2005年04月01日

魔の3打目

友だちに誘われて、ゴルフに行く。武蔵丘ゴルフコースは、うちから車で15分とかからない好立地なのだけれども、ここでプレーするのは今回が初めてだ。タイガー・ウッズが日本で初めてプレーしたコースだそうで、全米女子プロのミズノクラシックが開かれたこともあり、昨年の大塚レディースゴルフでは宮里藍ちゃんや北田瑠衣ちゃんもやってきた。名のあるチャンピオンコースということは料金もそれなりにお高いので、わたしなどはめったに行けるところではないのだ。

大塚レディースでギャラリーとして観戦したときから、いつかはここで打ってみたいな、と憧れていた。コースをまわりながら、「あ、ここで大山志保はあのヤブの中にドライバーショットを入れちゃったんだっけ」とか「谷越えのショートホール、不動裕里はアイアンで打っていたけれど170ヤードもあるじゃん~」とか「さくらちゃんは第一打で池の前までつけていたなぁ」と思い出したりして、これがなかなか楽しいのである。

さて、わたしはというと、とにかく我慢の一日であった。ドライバーショットはそれなりにフェアウェーに落とし、2打目のスプーンも練習のかいあってか、しゅばーっと美しく飛んでくれた。よしよし、グリーンはもうすぐそこだ。

しかし、そこからが苦悶の連続なのだった。グリーンはもう目の前、あと45ヤード、すぐそこに落とすだけでいいのに、わたしの打った球は前ではなく、右真横に飛び出していってしまうのだ。分度器を使ってきっちり90度の角度で線をひいたみたいに、右の真横に、ものすごい勢いでしゅばばばーっとすっとんでいき、たいていの場合その先にはバンカーが控えている。バンカーに落ちなくてよかったとほっとして球の行方を追うと深い谷底に出くわしたり、きらきらと太陽に光る湖面が見えてぎょっとする。

バンカーだの、OBだの、ワンペナだので、あれよあれよと悲惨なスコアに終わる。むごいっ。この90度右真横が始まるとクセになるようで、3ホール、4ホールとずっと続いてしまうのがなにより恐怖である。

最後の難関はこのアプローチショットだというのはわかっていたので(最近はよくあることなので)、練習のほとんどをアプローチに使い、15、30、45ヤードの距離を打ちわけ、ときには片手だけで100球ずつのメニューもいれる。もうこれで完璧さ、と練習場では満足するのだけれど、芝の上ではなかなかうまくいかない。

魔の3打目。いつか克服してやろうぞ。

by ichiko : カテゴリー:さまよえるゴルフ

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