2005年03月20日
飲み尽くす
行きつけの店では、なにもいわなくても肴と焼酎が出て来る。肴は、仕入れでいつにも増していい素材が入ったもの、あるいはその日のおすすめ料理だ。焼酎はまだわたしが飲んでいない新しい銘柄のものがロックで出てくる。
「いっちゃん、もう飲むものないよ」
マスターが顔を出し、困ったようにいう。
「これまでもいろいろ新しいものを仕入れるようにしてきたけど、もうカンベンしてくれ」
ついに飲み尽くしたようである。
このお店のおかげでわたしは酒飲みになった。数年前、日本酒のすべてを試してみたくなり、足しげく通った。メニューのはしから順番に注文し、ようやく終わったと思ったらほかにも旬のおすすめメニューもあることを知り、それも飲んだ。
日本酒が終わったので、つぎは焼酎にした。焼酎を飲むようになると、日本酒よりもだんぜんカラダにあっていることがわかり、ますます酒飲み度に拍車がかかった。
それも終わってしまった。どうしようかと困る必要もなく、ここ最近わたしはウィスキーへの道も切りひらいていたのだった。ぬふふ。
この日の酒:
萬膳、田倉、流鶯、蔵の師魂
ロイヤルクラウン、ザ・マッカラン12年、ボウモア


by ichiko : カテゴリー:食、酒、ラーメン
