2005年02月19日
頭としっぽで別人のよう
朝一番のティーショット。
空振り、一回目は「あ、素振りね、すぶりっ」で本人も周りもくすくすと笑ってごまかし、なんとなく場もなごむ。
二回目もさくっと空振り。
三回目はちょろ。
きのうは夫のコースデビューだった。いっしょにまわってくれたのは、わたしの友人とそのお母さま、お二人ともとても良い人たちなので、夫のデビューにおつきあいしてもらうことにした。3回空振りしても「ゆっくりでいいですよ」「もっと気楽に」などとやさしい声をかけてくれるなんて、メンバーに恵まれたと思う。
スタートの1ホール目は、488ヤード・パー5を12であがる。(空振りはカウントせず)ちなみに途中で「数えている?」と聞いたら、「そんな余裕ないよう~」という。それはそうかもな、と思い、わたしは夫の分もカウントする。
ところが、6ホールあたりからドライバーもアイアンも美しくヒットするようになってきた。男の人というのは、飲み込みが早いというか、すぐにコツをつかむようである。
バンカーで手こずるわたしに「がんばれっ、あきらめるなっ」という夫の声が飛んでくる。いつの間にか、人のプレーを応援できるまでの余裕が出てきている。グリーン上では、「お母さん、オッケーで~す」などと言っている。デビュー戦でオッケーを出す人って初めて見た。
そして、最終ホール。423ヤード・パー4、夫はみごとにパーであがった。朝、3回も空振りし、走り回ったせいでほかほかの顔をしていたキミはいったいどこに。
ちなみわたしは最悪のスコアだった。それでも気分はよい。夫といっしょにコースをまわる。へぼなショットに腹を抱えて笑い、ナイスショットをともに喜ぶ。徹夜をして仕事を片づけるほど忙しい夫がふたりのために一日あけてくれる。そんなにうれしい誕生日はない。


by ichiko : カテゴリー:さまよえるゴルフ
