2005年01月04日
まずは茶の仕入れだ
台湾に行く目的は大きくわけてざっと3つ。台湾茶を仕入れる、うまいものを食いまくる、あれやこれやの雑多なものを買う、だ。
着いた日の夜に、とりあえず「鼎泰豊」にかけこんで念願の小籠包を食べてから、お茶屋に向かう。いつも夫がお茶を買ってきてくれるお店はここだったのだ。
ついに店までやって来たぞー、と興奮しながら、お茶の道具がセットされているテーブルに座る。試飲させてもらって、お店の人と相談しながら、決めるようである。
中国茶はめまいがするほど種類が多い。渡されたリストを見ただけでもくらくらしてくる。心してかからないと、お腹のなかがお茶でたぽたぽになっても何も決められないだろう。ここは迷わずに、「烏龍茶」に的を絞る。
青心烏龍、凍頂烏龍の中ぐらいのグレードのものを淹れてもらう。おいしいけれど、なにかがちがう。やはりいつもの金萱茶なのか。変わりばえがしないなあと思いつつ金萱を飲む。「ああ、これだ」と舌が教えてくれる。
種類が決まれば、あとはグレードと焙煎の度合いを選ぶ。ヘビースモーカーのわたしが、そういう細かい分類を区別できるわけもないので、中ぐらいのものを適当に買おうと思っていた。しかし、せっかくなので最高級グレードの生茶(焙煎ゼロ)というのを飲ませていただくことにする。
どんな舌でも、最高級だけはわかるらしい。いや、香りからしてもうちがう。甘ったるいミルクの強い香りが漂う杯に口をつけ、ひとくち含む。お茶なのに、とろりと密のような舌触り。甘いミルクの味が口のなかにひろがる。これぞ最高級の金萱茶ということか。
この最高級を含め、3つのグレードの阿里山金萱茶をそれぞれ1斤(600g)、100gずつの包みにしてもらう。お茶の袋があわせて18本。夫もおみやげ用に2斤追加したので、まさにお茶の仕入れ屋のようになった。よしよし、まずは目的のひとつを達成だ。

台湾で出されるお茶うけは、ちまちまとしたものがいっぱいついてくるのでうれしい。台湾茶菓子の代表・パイナップルケーキ、茶梅、牛軋糖、はすとピーナッツのまんじゅう、などなど。

戦利品。

有名な茶藝館「柴藤廬」にて。日本統治時代の建物は、かなり古いうえに畳式だったり日本風の造りがあちこちに見られる。初めてのお茶マスターの夫、最初はあたふたしていたが二煎目からは手つきもそれらしくなってくる。しかし、いったいキミは何人なんだ(笑)。
by ichiko : カテゴリー:台湾旅行記【2005年】
