2004年12月09日
善玉菌よ、また逢う日まで
ジスロマックは細菌による感染によく効く抗生物質である。夜、静かにベッドで横たわりつつも、自分のからだで起きているおおいなる戦いを想像して興奮した。悪い菌をやっつけろ!がんばれ、ジスロマック隊!とひそかに応援しながら寝た。
ばしばしとバイ菌たちをやってつけてくれたおかげで、熱はずいぶんとさがったし、のどの痛みもひいてきた。しかし、ひとつ問題がある。ジスロマック隊は勢いあまって敵と味方のみさかいなく、からだによい菌までもメッタ討ちにしてしまうのである。
薬剤師さんは、「ときどき、おなかのなかの善い菌も殺してしまうので、多少おなかがゆるくなるかもしれません」といつも説明してくれる。
ゆるくなるどころではない。きゅーん、の、ぴーぴー、である。今日は夕方からプレゼンがあったのだが、丁重にお詫びをして、お断りさせていただいた。頭がぼーっとしてタテになっているのもつらいというのもあるが、より切迫した事情として「家から出られない」からである。5歩先にトイレがないと困るのである。
前にこの日記にも書いたけれど、免疫力をつけるために、わたしは腹のなかに善玉菌を育てることに燃えていた。毎日ヤクルト200を1本と、3日にいちどは嫌いなヨーグルトも食べるようにした。元気に育ってくれよ、と腹に話しかけながら、ゆっくり飼い慣らしていたところだったのである。
てしおにかけて育てた善玉菌。あわれにもにもぴーぴーと流れていく。ジスロマックは、一日2錠を3日飲むだけで7日間の効果が持続する。風邪が治ったら、またいちから育てることにしよう。善玉菌よ、また逢う日まで。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
