2004年12月06日

そのヤクを、ヤクをくれっ

 風邪をひいても2、3日でけろっと治っちゃう、とか、餃子を食べてひと晩ぐっすり寝れば完治する、とか、風邪なんて気の持ちようさ!、とかいう人に会うと尊敬する。

 体力とか免疫力に著しく欠けているらしいわたしは、風邪をひくとだいたい二週間コースだ。もしかして今回はだいじょうぶかもと期待したけれど、金土日と市販の風邪薬を飲んでもさっぱりよくならない。中耳炎まで飛び火したようで、顔の半分ががんがん痛む。これはヤバい、ヤバいぞ。

 朝一番に行きつけの病院まで車を走らせる。気合いは十分なのに、いつまでたっても目的の病院に着かない。あれっ、と気がついたときには、1キロ先も走っていた。...。なぜ通り過ぎてしまったんだろふ。

 じさまやばさまに囲まれて待つこと1時間。
 できれば、八百屋で大根を買うのと同じように、
「おじさんっ、ジスロマックねっ! ロキソニンとダーゼンもつけてよねっ」
 と病院の受付で叫ぶことができたら、と思う。

 そういうわけにもいかないらしく、じっと順番を待ち、問診やら聴診器やらの診察を受けねばならぬ。

 あれこれをすませ、お医者さまが「えーと、じゃ、薬はなににしましょうかねぇ」とカルテの前で考え込んでいるときにも、ぐっとこらえなくてはならぬ。

 ここで「ジスロマックにロキソニン、それとダーゼン」などと口にしようものなら、「なんで、アンタが決めるわけ?アンタ、医者?」とおおいに機嫌を損ねてしまう大先生もいらっしゃるからである。

 そこまでいかずとも、やはり患者ごときに指図をされるのが気になる方の場合には「わざと」ちがう薬を処方されるので、希望の薬が手に入らない。

 なんでわたしが薬にこだわるかというと、魚介類の生モノにアレルギーが出て食べられないのと同じように、いろんな薬に対してもひどいアレルギーがあるからだ。もっとも一般的だとされているセフェム系の抗生物質がダメなので、まっさきにそれを知らせる。アレもアレルギーです、コレもダメです、と伝えていくと、たいがいのお医者様はうんざりした顔をされる。

 だからしのごのいわずに、ヤクをちょうだいな。ジスロマックは中耳炎の炎症にも効果があるんだから、今日のわたしにはぴったりじゃん~。あれこれ言わずに、はやくそのヤクをくれっ。

by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ

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