2004年11月19日
頭皮がめらめらと燃えさかる
年齢から考えても、金髪にするにはいまがギリギリの限界だろうと思う。びっくりされても困るので、いちおう夫にも相談すると、「一度くらいやってみるのも面白いかも」と意外にも賛成の声。
いつもは根元の、のびて黒くなった部分だけをカラーリングする。しかし今日のわたしは金髪なのだ、ちゃれんじゃーなのだ。
美容院の鏡の前で、鼻息もあらく「金髪にちょーせんっ」と伝えると、「やめたほーがいいですねっ」と美容師のおねーちゃんにあっさりと斬り捨てられる。
まずはブリーチして色を抜くそうだが、その段階でぶったおれてしまうでしょー、ということである。そうなんである、わたしの頭皮は薬品に弱いらしく、いつものカラーリングでも、たいへんな苦痛をともなうのだ。
黒くなった部分にちょこちょこと塗られていると、じわ~っと頭皮がしびれてくる。あ、きたな、と身構えているとやがて頭皮が燃えるように熱くなる。めらめらめら、ほんとうに頭に火がついているんじゃないかと思うくらいに熱い。燃えさかっている。
それでもずっとカラーリングを続けているのは、10分も我慢すればめらめらは消え去るというのを知っているからだ。なにごともなかったかのように、うそのように熱さは消える。
金髪にするための第一段階、ブリーチはこの液よりも強いものを使うので、わたしの頭皮には無理だろうというのである。痛いよ~、きっと我慢できないと思うよ~、真っ赤に晴れて途中でやめちゃう人もいるんだよ~といわれると押し通す気持ちになれない。本職の美容師さんが言うんだから、やっぱり無理なんだろう。
金髪はあきらめ、そのかわりにいまのカラーリングと同じ方法でもっとも明るい色にかえる、というので妥協した。
これからのわたしの人生に、金髪はありえない、というのがようくわかった。いつもより少し強めのカラーリング液でさえ、わたしの頭皮は耐えられないようだ。めらめらがやってくる時間がいままでより早く、熱さがハンパではない。しかも、10分過ぎても頭皮は発火しつづけている。このまま燃えたままなのか。目には涙さえ浮かび、店中の美容師さんが血相を変えてわらわらと集まってきたほどだった。
by ichiko : カテゴリー:日々のあれこれ
