2004年10月31日

スポンサーのご厚意により、

 金曜日から開催されていた「IDC大塚家具レディス2004」。
 
 スポンサーは、ギャラリー当日券の売り上げを新潟中越地震の義援金として寄付することに決めたそうである。
 
 観戦チケットは、3枚綴りになっている前売り券と、各日ごとにバラで売られる当日券がある。三日間の当日券の売り上げは700万円近くなるそうだ。
 
 ホールインワン賞がかかっていないホールで李英美がホールインワンを出し、スポンサーからは特別賞金が出た。李は、そのお金をそっくりそのまま新潟の方々に、と言う。
 
 各選手は、バーディーひとつにつき1,000円を寄付する。それは今期の最終戦まで続けるそうだ。
 
 金曜日、わたしは当日券を買って観戦した。トーナメントのときは、ギャラリーの車はゴルフ場の中には入れないことになっている。少し離れた専用駐車場に停め、そこからシャトルバスに乗るのだ。わたしたちは義姉の車で送ってもらったので駐車はしない。係員にそう伝えると、「じゃあ上まで行っていいよ」と言うのでゴルフ場に入っていった。途中に立っていた係員にも止められなかったので、ずんずん進んでクラブハウスの前で車を降りた。
 
 わー、もう選手がいっぱいいるー、と小走りで練習場に近寄る。しばらく眺めているうちに、あることに気がついた。「あれ?当日券ってどこで買うの?」。あたりをみまわしてもそれらしきコーナーはない。というか、すぐにでも1番ティーショットまで行けてしまう。もしかして、これはタダで観られてしまうね、と夫とひそひそ話す。どこかでチケットの「もぎり場」をすり抜けてしまったのだ。タダで観ちゃおうか。もう入っちゃったもんね。
 
 しかしだ、あこがれの藍ちゃんやさくらちゃんをタダで観ていいのか。いかんよね、いかん、ちゃんとお金を払って観なくちゃいかんのだよ。係の人に売り場をたずね、のぼってきた道をてくてくと歩いて戻る。けっこうな距離である。道路の脇の広場がゲートになっており、本当はここを通ってチケットを見せ、パンフレットや選手名簿をもらうのだ。上から降りてきて「当日券2枚ください」と言うわたしたちは不思議な存在だったと思う。係のおばさんに「あなたたち、どうして上から来たの?どうやって入ったの?」ときかれたので、車で通り抜けちゃったんですー、すみませーん、だから戻ってきましたー、とありのままを話したら、おばさんは「ここまでわざわざ降りてきてくれたのね」とにっこり笑った。
 
 平日の当日券は2000円。たいした金額ではないけれど、そのお金が新潟に行くのだと考えるとちょっとうれしくなった。わたしも参加できたな、という気がしてくるのだ。

by ichiko : カテゴリー:さまよえるゴルフ

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